ニキビに悩み続けた日々
中3からニキビに悩む日々
中3からニキビが目立ちはじめる
私がニキビに悩み始めたのは中学3年の頃です。
ポツリポツリとできはじめたニキビが、いつの間にか顔全体に増加。高校に入るころには、すっかり「ニキビ顔」が定着してしまい、顔にはつねにニキビや炎症がある状態に。
「ひどいニキビをなんとかしたい」と焦り、色々なニキビケアを試すも効果なし。
周りの人からは「思春期にニキビはつきもの」となぐさめられましたが、同級生と比べて私のニキビは特にひどく、鏡に写るニキビを見ては、「どうして私だけ…」と嘆いていたのを覚えています。
大人になってからも続く「大人ニキビ」の悩み
ニキビの悩みは社会人になってからも続きました。ニキビができるエリアは広く、おでこ、眉間、鼻、顎など、顔中のところかまわずに、白ニキビ・黄ニキビ・赤ニキビなど、色々な種類のニキビが混在する状態。
困ったのはメイクです。出かける予定があっても、大切な記念写真を撮影する日も、ニキビはおかまいなしに出来てしまう。
ファンデーションを塗っても、ニキビや炎症、赤みを隠し切れない。どんなに時間をかけてメイクしても、皮脂ですぐに化粧崩れして、顔中がテカってしまう…。
肌にコンプレックスを感じる日々
カバー力の強いリキッドファンデーションやコンシーラーが手放せなくなり、毎日のメイクもストレスに。そのストレスでさらにニキビが悪化する悪循環。
「今日は肌の調子が良い」と感じられる日はゼロで、「今日も最悪」な肌。つねに肌にコンプレックスを感じて、気分が落ち込む日々でした。
楽しいことや嬉しいことがあっても、夜になると鏡の前でため息をつく。そんな毎日を送っていました。
色々なニキビケアに挑戦するも、効果はなし
効果のない「ニキビケア」を繰り返す日々
もちろん私はその間、色々なニキビケアを試しました。
ニキビ用の化粧水、洗顔料、スポットクリームや軟膏、アクネ用の殺菌コスメなど、「ニキビに良い」という口コミをみたら、すぐに試してみる。
どれもこれも、「今度こそ効きそう!」と思って飛びつくけれど、目に見える効果はなし。口コミの評判が良く期待していただけに、「どうして私のニキビには効かないんだろう」と、何度も落胆しました。
皮膚科に行っても駄目…
市販のニキビケアが駄目なら…と思い、皮膚科にも行ってみました。先生に肌をみてもらい、ニキビを潰してもらって、塗り薬とビタミン剤を処方してもらう。「病院の塗り薬なら、さすがに効くのでは」と期待したものの、私のニキビは改善せず。
しばらく通院してみましたが、いまいち効果を感じられないまま過ぎる日々。そのうち通うのが面倒になり、治療をやめてしまいました。
ますます悪化する「大人ニキビ」と「オイリー肌」
悪化していくニキビ肌
色々なニキビケアを試しては落胆する日々を繰り返すうちに、私のニキビ肌は良くなるどころか、以前よりもひどくなっていきました。
私のニキビ肌がどのように悪化したのかというと…
ニキビ跡が増え、肌がデコボコに
長年のニキビの積み重ねで、顔にたくさんのニキビ跡がのこり、肌のデコボコが目立つように。
くすみやゴワつき
肌のくすみやごわつき、色素沈着などが目立ち、顔色が悪いといった、ニキビ以外の悩みも大きくなっていきました。
ニキビと毛穴トラブルの慢性化
顔には色々なニキビが混在して、いつもどこかが炎症している状態。
オデコ・眉間・小鼻が特にひどく、ニキビとニキビ跡が混ざり合って、ボコボコしている。
皮脂の増加
昔からコンプレックスだった皮脂は、減るどころか増える一方。洗顔してもすぐにテカテカになるので、お化粧も上手にできない状態に。
厚塗りメイクが崩れる「悪循環」
酷いニキビを隠そうと、カバー力の強いファンデやコンシーラーを塗り重ねてしまうが、効果は一時的で、すぐに崩れてしまう。厚塗りファンデは肌の負担になるし、ニキビに良くないと分かっていても、厚塗りメイクが止められない。
「私のニキビは一生治らない」と諦めかけた
ニキビに加え、ニキビ跡・ゴワつき・黒ずみ・皮脂やメイク崩れが加わり、一日が終わるころには、鏡を見るのが嫌になるようなひどい顔になっていました。
どんなに努力しても、お金をかけても、肌は酷くなるばかり。
次第に私は「何をやっても駄目。もう私のニキビは一生治らないんだ!」と、諦めを感じるようになっていました。
開き直って、ニキビケアをやめてみた。
効果のないニキビケアをやめる決心
当時の私は、ちっとも効果がないニキビケアに、疲れや疑問を感じていました。
「効果のないニキビケアを、何のために続けているんだろう。」
「荒れた肌にアレコレと試すことにも、疲れた。」
「ニキビどころか、肌全体が悪化している。」
「今のやり方を続けても、良くなる気がしない。」
「ニキビケアをやめてみよう」と決心
私はどんどんボロボロになっていく肌と効果のないニキビケアが、すっかり嫌になっていました。そして開き直りのような気持ちで、「一度、全てのニキビケアをやめてみよう。」と決心しました。
そして本格的に、「スキンケアの見直し」をしようと決めたのです。
基本のスキンケアを「学びなおす」
スキンケアを勉強しなおし
私はまず、基本のスキンケアにつて徹底的に勉強しなおしました。ニキビに特化したケアではなく、シンプルな「基本のスキンケア」についてです。
基礎化粧品についても調べなおし、ベタつきそうで苦手意識のあった「保湿ケア」についても、じっくり学び、取り入れてみることにしました。
そして、自分の肌に合いそうなクレンジングや化粧水、乳液などを選んで、新しく購入しました。
スキンケアで見直した点
- 「洗う・取る・剥がす・殺菌する」系のニキビケアは、一旦全て中止。
- 使っているコスメの見直し。
- 苦手意識のあった「保湿」を重視して、毎日続けてみる。
- スキンケアの基本「洗顔・化粧水・保湿」を欠かさない。
ニキビケアをやめることの不安
はじめのうちは、スキンケアを見直すことに不安もありました。
「殺菌系のニキビケアをやめたら、ニキビが悪化しないか。」
「保湿ケアで肌がベトつかないか。」
「保湿の油分でニキビが悪化しないか。」
ですが、「いままでのニキビケアを続けても、私のニキビは良くならない。」というのは嫌というほど分かっていたので、「せっかっく新しい化粧品も揃えたし、続けてみよう。」と思い直し、じっくりと取り組むことにしました。
「何をしてもダメなニキビ肌」に希望の光が
諦めていたニキビ肌に、変化が
1~2週間で、肌に変化が
新しい化粧品を揃え、基本のスキンケアをはじめてから1~2週間をすぎたころ、肌に変化が表れました。
なんだか肌が柔らかくなって、弾力が増している気がするのです。指先に、今まで感じたことのない肌の感触がありました。
化粧水を一本使いきるころには、確かな「手ごたえ」が
化粧水を一本使いきるころには、変化がはっきりと分かるものになりました。肌の柔らかさ以外にも、くすみが改善され、顔色が明るくなった気がする。
相変わらずニキビはできるけど、ひどく炎症したり、悪化して大きくなる数が減ってきた…。
ほんの小さな変化ですが、それでもどれだけ嬉しかったことか。
「何をしてもダメなひどいニキビ肌」に、少しだけ希望が見えた瞬間でした。
スキンケアの見直しで、ニキビ肌に感じた「変化」
手ごたえを感じた私は、さらに力を入れて「基本のスキンケア」を続けることにしました。
1ヶ月~2ヶ月たつ頃には、新しくできるニキビが減りはじめ、肌のくすみやゴワつきが軽減し、肌質が変化しているのが、はっきり分かるようになりました。
肌で感じた、ニキビの変化
触れると肌がもっちりとして、柔らかい。
毛穴が小さくなってきてる。
ニキビができても、あまり大きくならない。
ニキビの治りが早くなり、ニキビ跡が残らなくなった。
「何をしても駄目」だった肌が、明らかに変わった
「何年かけても、何をしても駄目」と諦めかけていた私のニキビ肌が、たった1~2ヶ月足らずで明らかに良くなったのです。
「ニキビケアをやめたら、ニキビが良くなる?」
確かな「手ごたえ」に、とても嬉しく思いましが、同時に、「ニキビケアをやめてニキビが良くなるなんて、これは一体どういうこと?」と、驚いたのを覚えています。
基本のスキンケアを学んで、驚いたこと
基本のスキンケアについて、「ほとんど無知」だった
スキンケアよりも先に、ニキビケアに追われる日々
私は基本のスキンケアを学び直して、驚いたことがありました。それは、「私はスキンケアについて、ほとんど知識がなかった」ということです。
学生のころからニキビに悩んでいた私は、化粧品の基本的な使い方を覚えるよりも先に、ニキビ対策に追われる日々がスタートしました。
スキンケアの基本を知らないまま大人に
ニキビ体質は大人になっても変わらず、メイクをする年頃になっても、ニキビに効きそうなスキンケアを試すばかり。
いつの間にか、「スキンケア」=「ニキビケア」だと思うようになり、正しいスキンケアを知らないまま大人になっていたのです。
スキンケアとニキビケアは別物だった
今ならわかりますが、「ニキビケア」=「スキンケア」ではありません。
過去の私は、ニキビを気にするあまり、基本的なスキンケアが全然出来ていなかったのです。
ニキビが治らない理由がわかった
アンバランスなニキビケアで、肌のバランスも崩壊
なぜ当時の私のニキビが治らなかったのか、今ならハッキリとわかります。
私は長年ニキビケアに集中するあまり、毎日のスキンケアが「皮脂を取りすぎ」「肌を殺菌しすぎ」+「保湿をしない」という偏ったものになっていました。
基本的なスキンケアをせず、偏ったケアを続けたことで、肌本来のバランスやバリア機能がすっかり壊れていたのです。
それがどれほど愚かなことだったか、今ならよく分かります。
偏ったニキビケアを続けていると…
- 肌のターンオーバが乱れる
- 肌のバリア機能の低下
- 肌環境の悪化、肌荒れの進行
- 炎症やゴワつき
- 過剰皮脂、黒ずみ、毛穴の開き
- ニキビ・吹き出物の増加
良かれと思ってやっていた、「偏ったニキビケア」こそ、私のニキビ肌が治らない原因だったのです。
一年後には、「肌質改善」を実感。見違えるような肌に。
確かな手ごたえを感じた私は、その後も「基本のスキンケア」を続けました。1年後には、ニキビだらけでボロボロだった肌が、見違えるように変わりました。
「ニキビだらけ」の肌におきた変化
「ひどいニキビ肌」が、見違えるように
「ひどいニキビが当たり前」だった肌が、「調子が悪いとニキビができる肌」に変わました。そして次第に「ほとんどニキビが出来ない肌」に変わっていきました。
他にも、お肌に嬉しい変化がたくさんありました。
肌がきれいになった
- 顔色が良くなった
- 肌が柔らかくなった
- 肌がしっとりとして弾力が増した
- 肌のくすみが解消され、明るくなった
- 毛穴が小さくなり、キメが整った
- クスミやゴワつきがなくなった
過剰な皮脂が落ち着いた
- 皮脂の分泌が落ち着いた
- 皮脂による毛穴トラブルが減った
- 肌トラブルが減った
ニキビや肌荒れが減った
- ニキビの数が減った・できても悪化しづらい
- ニキビ跡が残りづらくなった
- 赤みや痒みもなく、肌が安定した
ニキビ跡や凸凹が目立たなくなった
- 肌がなめらかになった
- ニキビ跡やクレーターが薄くなった
- 凸凹だった肌が、滑らかになった
化粧がしやすくなった
- 化粧がしやすくなった
- キメが整い、化粧ノリが良くなった
- 皮脂が落ち着き、メイクが崩れづらくなった
- 薄いメイクで十分になった
ニキビ痕やクレーターまで目立たなくなった!
肌におきた変化のなかでも特に嬉しかったのは、おでこのニキビ痕や凸凹のクレーターまで目立たなくなったこと。想像以上の変化に、自分でも驚きました。
「もう何をしても無駄」と、一度は諦めそうになったニキビ肌が、一年後には見違えるように変わったのです。
「正しいスキンケア」の大切さを実感
自分の肌に合ったスキンケアをしっかり行うことで、肌はこんなにも変わるんだ!と感動し、正しいスキンケアに出会えたことに、感謝しました。
このサイトについて
ニキビケアよりも先に、「基本のスキンケア」を
偏ったニキビケアを見直してみよう
酷いニキビに悩んでいた頃の私は、ニキビを気にするあまり、長年「間違えたスキンケア」をしていました。
「急がば回れ」といいますが、ニキビ肌の改善も同じです。ニキビを本気で治したいなら、「今日明日のニキビをなんとかしたい」ではなく、未来のお肌を良くしていくための、「肌質改善」に取り組むことが大切です。
肌質改善には「基本のスキンケア」の徹底が大切
「基本のスキンケアができていなければ、どんなにニキビケアをしても効果がない。」
「時間がかかっても、ニキビ肌を内側から改善し、強い肌を育てるスキンケアが大切。」
これは、私がスキンケアを見直して実感したことです。
長年ひどいニキビに悩み続けた私の肌でも、スキンケアの見直しをきっかけに、肌が劇的に変わりました。
このサイトでは、そんな私のニキビ肌が改善するまでの道のりと、実践したスキンケアのポイントを、まとめて紹介していきます。
私と同じ「ニキビ」という悩みを持つ皆様のお役に立てることを願っています。
➡ ニキビが気になるオイリー肌に、「乳液やクリーム」は必要?ニキビ肌におすすめの保湿コスメ。
➡ 私のニキビ肌を治してくれた「本当にニキビに効く」おすすめ化粧水
➡ ニキビ肌・オイリー肌を改善する「クレンジング」の選び方